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強いこどもとは何か
身体的にも精神的にもタフで、情緒的な人間。
何をもって良質とするかは議論の余地がありますが、
人間が人間らしく生きるために、良質な教育は至上命題です。
私の生まれ故郷は手つかずの生きた自然がありましたが、
こどもは減り、近所に我が子の同級生はいません。
自然から学ぶことは大切で尊いけれど、公立学校がなくなるほどのところで十分な教育が可能だろうか。
これから必ずしも希望ばかりではない社会で我が子らは生き残れるだろうか。
移住と教育、その2つを真剣に考え始めた時、
ふと手に取った本がありました。
「マンションは学区で選びなさい」(沖 有人)
東京都内の公立小学校学区別の平均世帯年収と学歴の相関関係を示し、
人気のある公立小学校の学区ほど、平均世帯年収が高く、不動産の価値も保たれること、
そして、公立小学校の学区を理由にわざわざ引っ越しをする「公立小移民」という家庭の存在を示していました。
こどもの学区のために引っ越すってすげえな。。。
私はこの本を読み、目から鱗というか、とても大きな衝撃を受けました。