生パスタの旅路
先日、大手町に出張勤務がありました。きっとテレワークの影響で、出勤している人達は少ないのかも知れませんが、颯爽と歩く大企業のエリート紳士、淑女の皆様を見ながらため息をついていました。きっと頭もとても良いんでしょうけど、外見も洗練されていて、我が身を憂うとともに、非日常感満載でした。
粗相のないよう仕事を終えて、昼食はスパゲッティにしました。私は普段からあまねく美味しい冷製生パスタを探しておりますが、未だ大学のレストランで食べられたものを超えるものには出会っておりません。いつか出会えることを信じてなんとなく生きています。
今回のお店はPASTAVOLA(パスターヴォラ)というOOTEMORI内にあるパスタ屋さんにお伺いしました。そもそもメニューに冷製パスタはないので、普通の温製生パスタを求めて行きました。
お昼まっただ中だったため、少し並びました。その際、ほとんどが女性客なのにまずビックリしてひるみましたが、一つ前が男性一人客だったので、どうにか並び続けられました。パスタは小エビとかシラスとか、大葉とかしゃれおつなサッパリ系のものを選ぼうと思っていたのですが、グルメサイトの写真でカルボナーラのどっしりとしたベーコンの塊に魅了されてしまい、直前で思わず注文しました。カルボナーラとサラダ、スープ、パンのセット1600円です。普段のランチにしては贅沢価格ですが、大手町価格としては仕方ないところでしょうか。
驚いたのは、スモークサーモンサラダの盛りが良く、ドレッシングがとても美味しかったことです。少し甘みを含んださっぱり感のある味でした。カルボナーラは期待通りのもちもち感で濃厚かつ優しい味でした。かなり満腹になりましたので、普段使いにはパスタだけでも十分かも知れません。ただ、サラダのドレッシングが美味しかったので、悩んだら食べたいところです。次は彩のあるしゃれおつパスタを食べたいです。
いつか冷製生パスタが登場したら食べてみたいです。