文京区町中華の最高峰
文京区の有名町中華のひとつとして、兆徳さんにお伺いしました。
情熱大陸などでも紹介されたことがあるお店で、いつも行列が絶えません。梵家は以前、本駒込に住んでいたこともあるのですが、行列がすごすぎて近くて遠いお店のひとつでした。
これまではテイクアウトなどで食べることはあったのですが、先日初めて一人で店舗にお伺いしました。
開店前から並ぶのが、なんだかんだで一番待ち時間が少ない気がします。平日ランチの開店30分前から並びました。そのくらいだと1巡目で店内に入れることが多いと思います。
すでに3組くらい並んでいましたが、1巡目で店内に入れました。後ろには20人くらい並んでいたかもしれません。さすがですねー。
メニューとしては、玉子3個!を使った玉子チャーハン(塩味)が有名ですが、その日の一番の目的は「兆徳そば」でした。ニンニク風味がとても気になっていたんですよね。
チャーハン行脚なのにサブで申し訳ありませんが、半チャーハン(醤油味)をセットで頼みました。なかなか来れませんので、食べ切れるか心配でしたが餃子も思い切って頼みました。
まずは「兆徳そば」です。見た目もきれいな醤油ラーメンですね。スープの表面にはうっすら油膜があります。スープはキリっとした醤油味で、ニンニクの風味がググっときます。麺は細めで軽くちぢれており、スープのからみがとても良いです。メンマと玉子、のりがのっており、チャーシューは柔らかい歯ごたえの残る旨味が広がるタイプです。刻みネギは辛みを残してあります。全体的にパンチがありました。シンプルな見た目に比して物足りなさは全くなく、さすが兆徳の名を冠しているだけはあります。勤務中に食べるにはニンニクが強いかもしれませんが、クセになる味ですね。
次に「焼き餃子」です。餡かけ餃子が有名のようですが、やっぱり焼き餃子が頼みたくなります。にんにくはつかっておりませんが、しょうがの風味がして、スタンダードな餃子です。皮のカリカリ感が絶妙の焼き加減で、6個ありましたが軽く一皿いけてしまう感じです。
最後は「半チャーハン(醤油味)」です。塩味の玉子チャーハンと違って具にチャーシューが入っているのが嬉しいポイントです。以前に玉子チャーハンはテイクアウトしたことがあるので、今回は醤油味にしました。ひとくちめには香ばしく炒められた風味がうまみと一緒に広がります。ほろほろと崩れる感じで、パラパラとしっとりの中間くらいでしょうか。半チャーハンでもそれなりに量はありましたが、味がすっきりしているので、餃子と一緒に普通に食べ切れました。
さすがの兆徳さんでしたね。並びがすごすぎてなかなかいけませんが、やはり美味しいです。ごちそうさまでした。