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国立大学附属小学校受験を考える、5日目

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お受験対策の日々

誰しも親バカではないつもりでも、えてして我が子への評価は甘くなってしまうのではないでしょうか。長男が国立大学附属小学校に入学するだけの力があるかどうか、できるだけ客観的に評価してこそ、親としてのお受験へのモチベーションが高まると考えていました。長男に対しては年中さんの時期から、お受験問題集を使って家庭学習を進めていました。順調にいけば年長さんのときに、単発のお受験対策講座などで本人の実力を評価するつもりでした。問題集の手ごたえはまずまずでしたが、どうしても細かな指導は親としての力不足を感じました。(塾だったらどう教えているのだろう)と試行錯誤しながら進めていきました。長男は打てば響くというほどではなくても、おおよその学習計画に従いながら、順調に学習に取り組んでいました。実際に年長さんになってすぐに、お受験対策講座を受講しました。コロナ禍なので、直接我が子の様子を見ることはできませんでしたが、担当講師からの評価もまずまずというところでした。一番私の気持ちを高ぶらせたのは、迎えに行った時に、長男が講座を終えた第一声に「楽しかった~!」と言った時でした。沢山のお受験ママさんたちに紛れて、一人だけ父親で気恥ずかしかった私にも、この時はお受験準備をしてきて良かったと思えました。

ただ、その頃には問題集の問題もなかなか難しくなっており、長男の理解にも時間がかかったり、そもそも集中力を持って取り組むことができなくなってきました。問題集で間違うたびに泣き出してしまったり、できない系統の問題を避けてふざけるようになったり、学習計画からどんどん遅れていきました。家庭学習時間を増やそうにも、仕事をしながらの私の指導にも限界が来てしまい、妻への協力も相談しました。ただ、妻も決して余裕があるわけではなく、現実的には長男への十分な家庭学習を行うことがだんだんと厳しい状況になってきました。定期のお受験講座を取ることも考えましたが、本人から受験に対して乗り気でない発言もあり、一旦様子をみることにしました。そして、お受験を辞めることの言い訳探しのように、そもそもどうして国立小受験を目指すに至ったかを、もう一度考えることにしました。

凡々梵

そして、情けないですが私の頭の中を整理する意味も込めて、今回の記事群「国立大学附属小学校受験を考える」を書くことにしたわけです。

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