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隣人ガチャは覚悟を決める

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他人と関わらずには生きられないし

皆様が移住やマイホーム購入を踏みとどまる一つの理由に隣人ガチャの懸念があると思います。

隣近所にどんな人が住んでいるか、どんな関わりを持つかは運の要素が非常に大きく、おかしな隣人がいては素敵なマイホームも霞みます。そうした意味ではガチャに外れた場合のリスクを考え、気軽に転居できる賃貸住宅というのも選択肢でしょう。

私もそこは大変悩みました。

住み慣れた地域でのマイホーム購入であれば、ある程度リスクは想定できるので、迷いは少ないと思います。しかし、私の場合、公立学区遷を前提にしているので、どんな人が住んでいるのか、事前に情報収集することは困難でした。

時間と費用に余裕があれば、しばらく該当地域に賃貸で住んでみてからマイホームを購入する方が、リスクの点では小さくなるでしょう。しかし、それでもリスクをゼロにはできません。大袈裟ですが、この世から戦争がなくならない以上、全く争いをせずに生きていくことは不可能です。同時に、全く誰とも関らずに生きることもできません。

私の結論は隣人ガチャに外れる覚悟でマイホームを購入するということでした。

誰しも振り返ればこれまでの人生、学校や会社、近隣住民など、必ず相容れないタイプの人はいましたよね。私もそうですし、幸運なことにどうにかそれを乗り越えて今の状況にあるわけです。そう考えると、結局どんなに石橋を叩いて準備しても交通事故のように隣人ガチャに外れる可能性はなくせません。それならば、ガチャに外れる前提で心構えを持っておき、トラブルがあればその都度乗り越えていこう、と覚悟しました。

もちろん、この考えには例外もあって、家族の生活が危機的に侵害される場合は除きます。逆にそのくらいの状況ならば、賃貸だろうが、マイホームだろうが、なんら転居への抵抗はないと考えます。緊急事態には緊急事態として全力で対処するしかありません。

しかしながら、そのような覚悟で公立学区遷をした私ですが、すでにいくつかの近隣トラブルを経験しました。正直、その時期はやっと欠陥住宅のトラブルが落ち着いた頃だったので、「またかよ」と気持ちが折れそうになりました。関係者としばらく話し合いを持った末、最終的には痛み分けのような状況で妥協点を見出しました。本意ではない部分もありましたが、今のところ仕方がないと理解しています。もちろんトラブルがないに越したことはありませんが、真摯に向き合って落としどころを見つけられた一例になりました。今後のことはまだ分かりませんが、明らかな犯罪に巻き込まれるようなトラブルではなかったことを、むしろ前向きにとらえようと思っています。

凡々梵

まったくヤレヤレです。

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