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狭小住宅梵邸の細々したポイント、壁紙編

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壁紙も住宅の雰囲気を大きく左右するので、皆様も悩みどころかと思います。
私もかなり悩みました。

最初に標準仕様の壁紙サンプルを渡されて、(いやいや、こんなのだけで済ますわけねーだろつまんねえし。しゃれおつな内装にしてやるー!)と意気込んで色々調べ抜きました。

高級壁紙も選び出すとキリがないのですが、素敵なデザインが豊富にあって、目移りします。

ただ、どれも共通して言えることは
①高い
②施工に技術が必要
③デザインを活かせるだけの環境に乏しい
という問題がありました。

高級ホテルや高級レストランのような壁紙は憧れますが、結局、③の理由が大きく、わちゃわちゃしたこども達にチョコ付けられたり、シール貼られたりして終わるよなー、と悲しい将来が目に浮かびました。家具だって安物が多いし、まあバランス悪いよなあと、思い直してやめました。建築士も「壁紙なんて標準仕様で充分ですよー」と言うので、この時ばかりはあまり押し切らずに従いました。

建築士が言うには、ベースの壁紙は
・柄の縦横など、方向性があまりないもの
・ベーシックで、今後もデザインが新製品に継承されていくであろう柄のもの
を選ぶと良いですよとのことでした。

理由は柄に方向性がない方が、部分的な補修をした時に継ぎ目が目立たないこと、また、デザインが長く継承されるものの方が、将来の補修で類似製品の取り寄せがしやすいということでした。

(なるほどね、たまには良いこと言うじゃん)と腑に落ちました。
そのため梵邸はベースの壁紙は白で塗り壁調のスタンダードなものにしました。

アクセントクロスについてはトイレとキッチンにはつけましたが、標準仕様で選べるような、濃い色調でベーシックなものです。あえて居室やリビングには施しませんでした。結局、長く使うには飽きが来ない方が良いかなという考えに至ったからです。華やかさはありませんが、安く済んで良かったですし、今のところ大きな不満はありません。将来こども達が大きくなったら、また考えます。

凡々梵

壁紙も一度はとことん考え抜いたので、結果的に標準仕様でも納得できたんだと思います。

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