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MBA受験体験記 — その弐:予備校選び

前回は、MBAを志すことになったきっかけを書きました。今回は、実際に動き出した最初のステップ、予備校選びの話です。

目次

経営の知識はまったくない

前回も述べましたが、私には経営学の基礎がまったくありませんでした。

理系出身のため、当然と言えば当然です。

財務諸表の読み方も、マーケティングの基本的なフレームワークも、MBAの出願に必要な経営に関する研究計画書の書き方も、何一つわからない状態です。受験勉強の経験はそれなりにあったつもりでしたが、「何をどう準備すればいいか」想像すらできませんでした。

そんな中、かろうじて簿記3級から始めてみました。しかしMBAの合格に近づいている感覚はまったくありませんでした。

Webの情報から何が重要なのか全然わからず、Amazonで書籍を探しても、時間だけが過ぎて、焦りだけが募りました。

そこでMBA受験予備校を使うことにしました。

予備校選び、二つの候補

予備校を探す中で、大きく二つの選択肢が見えてきました。

ひとつは、国内MBAの受験対策で実績のある大手予備校。オンラインと通学を組み合わせたコースがあり、実際に同じような境遇の人たちとディスカッションができる環境もありました。ただ私の都合上、実際にどの程度通学の時間が取れるかあいまいで、うまく活用できるか自信がもてませんでした。仕事を続けつつ、梵家の事情をも考えると、なかなか難しい印象でした。

もうひとつが、オンラインで完結する国内MBA予備校。モチベーションの維持は大変そうですが、自分のペースで進められる点が、現実的だろうと感じました。

結果的に、後者を選びました。

受講してみると、カリキュラムは思ったより体系的で、経営学の基礎から研究計画書の書き方まで、順序や優先度を自分で考えて学べる構成になっていました。動画講義なので隙間時間に進められるのも、助かりました。動画の速度を調節したり、難易度の高いところは繰り返し視聴するなど、かなり活用できたと思います。テキストも非常に分かりやすく、経営学の概要がつかめたと感じました。

オンライン予備校で学んで気づいたこと

ひとつ、オンライン予備校の弱点を述べるならば、やはり周囲の人たちと比較がしにくいところです。

合格体験記なども充実していましたが、第一志望に合格するような方々は非常に優秀そうで、あまり参考になりません。

私は経営のバックグラウンドもなく、何をどこまで追求すればよいか、悩むことが多かったです。

単純な倍率だけでは測れないものの、有名大学にはそれぞれ特色があり、求められる能力や水準も変わります。

そうした違いも、フォーカスを絞りにくくしていました。

そして、合格するための勉強と割り切るだけではモチベーションも続かず、もともと職務で直面した課題が何だったかを深堀りする必要があります。

研究計画書の書き方、面接対策、志望動機の整理。どれも受験に必要なことでしたが、自分の考えに共感してもらえる表現方法を追求する学びになりました。

次回は、実際にどの学校を受験対象にしたか、選定の軸と分類の話を書こうと思います。また報告します。

「予備校代は決して安くなかったです。でも、独学ではまず合格できなかったと思います。」

凡々梵

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