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MBA受験体験記 — その陸:結びに

その壱から読んでくださった方、本当にありがとうございました。今回がMBA受験体験記の最終回です。

目次

振り返って

経営の知識もゼロ、英語も自信なし、3人の子どもを抱えた40代の医療系マネジメント職が、気づけばカリフォルニアのフルタイムMBAに進学していました。

自分でも、こんな未来は想像もしていませんでした。

この連載を書きながら、改めて思ったことがあります。受験の過程で一番大事だったのは、「自分が何を優先するか明確にすること」でした。

家族、仕事、年齢、バックグラウンド。誰しも何らかの制限の中で生きています。私も例外ではありません。でも、制限があるからこそ、そこに喜びがあり、何を選ぶかが重要で、楽しさもある、そう思っています。

EMBAを勧められても、誰もが憧れる進学先に行きなよ、と言われても、妻に「海外には行きたくない」と言われても。そのたびに立ち止まり、自分の優先順位に立ち返りました。

それは「常識」に抗うことでもありました。40代でフルタイムMBA、仕事と両立、家族帯同で海外へ。どれも、普通に考えれば無謀です。でも、常識にとらわれず考え、動き続けた結果が、今の自分につながっています。

受験過程での気づき

この記事をご覧の方の中にも、MBA受験を考えている方がいらっしゃるかもしれません。

出願の準備や志望校選びは、できれば一人で抱え込まない方がいいと思います。私は国内MBAから結果的に海外MBAにシフトしましたが、その過程では様々な悩みがありました。私自身にとってはその悩みの過程が思考を深めるために不可欠だったと思いますが、時間を要したことも事実です。早めに予備校やMBAエージェントに相談したほうが、費用がかかっても結果的に近道になることが多い気がします。

ただ、こうした業者も玉石混交で、相性もあります。限られた時間の中ですが、業者選び自体も大切な準備の一部かもしれません。

家族として

アメリカに来て、子どもたちの可能性の大きさを改めて感じています。

その吸収力が凄まじく、毎日その変化を見ながら、驚いています。同時に、彼らは親の背中も見ているんだな、と感じます。

そして妻も、想像以上に頑張ってくれています。環境が変わると、本当に人は変われると実感します。だから、私も努力を続けます。彼らに恥じないようにしたいです。

MBA受験体験記を終えて

全6回、お付き合いいただきありがとうございました。

不合格続きの日々、カリフォルニアへの弾丸渡航、妻との対話、そして渡米の準備。書いてみると、本当にいろいろなことがあったんだな、と改めて思います。

アメリカに渡ってからの話、MBAの授業のこと、家族の海外生活のことは、機会があればまた別の形でお伝えできればと思っています。

「まだ道は半ばです。でも、本当にアメリカに来て良かった。カリフォルニアの気候は最高です。」

凡々梵

Photo by Kevin Delvecchio on Unsplash

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