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MBA受験体験記 — その参:受験校選定

前回は予備校選びの話を書きました。今回は、実際にどの学校を受験対象にしたか、その選定プロセスについてです。

目次

どう絞り込むか

調べ始めると、国内だけでも驚くほど多様なMBAプログラムがあることがわかりました。

有名私大のビジネススクール、国立大の英語MBA、社会人向けの夜間・週末プログラム、さらには海外大学とのダブルディグリーまで。選択肢が多すぎるため、自分の譲れない点を再評価しました。

そこで、自分なりに軸を決めることにしました。

国際性、社会人としての両立しやすさ、そしてアクセスです。

3つの軸で整理する

国際性については、MBAを志したそもそもの動機に関わります。ヘルスケア以外のフレームワークを身につけたい、様々な背景の同僚と海外事業も視野に入れたディスカッション力を鍛えたい、という思いがありました。英語で学べるプログラムや、海外との接点がある課程を優先的に見ていきました。

社会人としての両立については、仕事を辞めるという選択肢は考えていませんでした。MBAに対する職場の理解も得られそうだったからです。また、収入が途絶えることは家族の理解を考えると難しい選択肢でした。週末・夜間に通えるプログラムを前提としつつ、アクセスの良い場所を優先しました。

ただしこの「両立」の定義が、受験を進めるうちに大きく変わっていくことになります。

選択肢が広がっていった

当初は国内プログラムを前提に考えていました。しかし、「オンラインで仕事を継続できるなら、海外のプログラムも可能ではないか」という発想が生まれてきました。

そこで受験対象は、大きく3つのカテゴリに広がりました。

英語で学ぶ国内MBA。都内の国立大のプログラムで、授業がすべて英語で行われます。国際性という軸では最も魅力的でした。

ダブルディグリーMBA。国内と海外、両方の学位が取れるプログラムです。シンガポールの大学との提携プログラムや、欧米の複数校から進学先を選べるエグゼクティブMBAなど、いくつかを受験対象に加えました。

海外のフルタイムMBA。英語のスコア要件や時差の条件を考慮して選びました。日本の夜のうちに勉強を終え、帰宅後にオンラインで仕事をこなす、またはその逆順、という少し無謀なプランを描いていました。ある面接の場で「それは狂気だ」とはっきり言われました。ただ、この発想が、とても魅力的に感じたことを覚えています。

色々な状況を想定する

かなり幅広くなった出願を考えると、家族への影響が大きくのしかかります。

国際性への憧れと、現実的な両立への不安、海外への漠然とした期待。それらが混在したまま、家族にはっきりしたことを言えず、受験準備を進めていました。

結果的にこれが、次回に書く「不合格続きの日々」につながったのかもしれません。また報告します。

「受験校を並べて眺めながら、こっちが受かったら、こっちを蹴ろう、などと考えていました。今思うと甘すぎます」

凡々梵

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