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建築請負業者との始まり

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建築条件付きなので選択肢はありませんが

紆余曲折はあったものの、私は約15坪の建築条件付き土地を契約しました。某地元密着型の不動産会社Aが売主で、建物の建築を指定の建築請負業者が行い、施主に引き渡される形です。交渉すれば、お金を払って条件を外すこともできるようですが、もちろんお金に余裕はありませんでしたし、そんなことは当時全く知りませんでした。その頃は人気公立学区に移住することで精一杯でしたし、建物自体にこだわりはありませんでした。予算も少なかったため、ローコストメーカーでも安くてそれなりに住めればいいと考えていました。

指定の請負業者は一応、2社から選ぶことができました。一つは小規模の工務店Bで、もう一つは中規模のハウスメーカーCでした。

ハウスメーカーCはもともとの間取りのプランを出してくれている所でしたが、私の希望に沿うようにプラン修正をお願いしていました。しかしながらCの担当者は非常に返事が遅かったです。忙しいのは分かりますが、何が一番気に障ったかというと、「いついつまでに修正プランを提示します」と言っておきながら、平気でその期限を無視します。謝罪もありません。だったら期限など言うなと。最初からこれでは、一緒に仕事をする、これから家を建てる、というパートナーとしてはゴミですね。しかも上がってきた修正プランもやっつけ感丸出しでした。言葉もありません。

工務店Bは知名度こそないものの、ハウスメーカーCがあまりにゴミ過ぎるので、見かねた不動産会社Aが第2案として提示してくれた業者でした。レスポンスは比較的早く、何より間取りが非常に魅力的でした。建築士と社長とに建物のプレゼンテーションを受けたところ、比較的テンポも良く、まあ悪くないな、という感じでした。BとCが2択でしたら、普通はBになるでしょうね。気になったのは、こちらの希望に対し、しっかり反論をしてくるところでした。それはそれでプロの意見ですから、その時はむしろ好意的に感じました。素人の意見をすべて飲み込んでも良い住宅になるとは限りませんからね。ただ、振り返ってみると、施主を丸め込むことに長けていて、手間のかかる希望は言いづらい雰囲気が作られていきました。

結局、そのまま工務店Bと建築請負契約を交わし、マイホームの建築が始まるわけです。

凡々梵

私は建物やハウスメーカーにはそれほどこだわりはありませんでしたが、それでも、注文住宅ブログなどを拝見していると、素敵なお宅ばかりです。私も住宅展示場などで大手ハウスメーカーを冷やかして、高級仕様の住宅を色々と体験してみたり、気に入った建築家にお願いして、デザインなどにこだわり抜いたりしてみたかったですね。結局、その状況には至れませんでしたが、来世があればリベンジしたいです。

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