外観は好みが分かれるところ
梵邸はガルバリウム鋼板の外壁にしています。BESSのワンダーデバイスや無印良品の木の家などの注文住宅でご存知の方もいるかもしれません。梵邸はあまり凹凸のない直方体に近いデザインなので、少し無機質な感じが合っているんですよね。ガルバリウム鋼板は外壁材の性能としては一長一短があると思います。軽くて耐震性が高まるのと金属サイディングとしては耐久性もあります。反面、傷や衝撃には弱いですし、施工の初期費用が高くなります。一見トタンに類するような金属サイディングの独特な質感で好みが分かれるところではないでしょうか。ただ、私は好きなんですよね、その見た目が。一番こだわったところかもしれません。梵邸の内装は比較的当たり障りのない仕様になっていますが、外観は私の好みにしたのでとても気に入っています。
また、いわゆる庭がないので、建物周囲の外構はほとんど土間コンクリート舗装にしています。建築士から、一部植栽の提案がありましたが、手入れをする精神的余裕がもてなそうだったので、やめておきました。将来的にはどうなるか分かりませんが、今のところ駐輪スペースなどで活用する方が有意義だと考えています。
ただ、一点後悔ポイントがあります。実はまだ住み始めてまだ1-2年程度ですが、既に土間コンクリートの一部にひび割れがあります。これは私もオーダー不足を反省しましたが、土間コンクリートにまったく目地が入っていません。そもそも、当時はコンクリートの伸縮によるひび割れが入りやすいということを知りませんでした。
私からすれば施主の知識不足というよりは、請負業者の提案ミスと考えたいのですが、結局困るのは住んでいる施主です。目地を入れずにそれなりの面積の土間コンクリート舗装が行われているため、普通に考えればひび割れは必発の状況でした。優良ハウスメーカーであれば、こんなことはないのかもしれませんが、梵邸では結果的に起きてしまいました。施工前に気づけなかったのが残念ですが、見た目以外には大きな問題はないようなので、様子を見ています。皆様は是非、おしゃれな目地を入れて後悔のないように対応してください。
あと、外構で気になったのは、通行人の無意識(意識的?)の侵入です。前面道路が狭いのが原因ですが、通行人があまり意識せずに敷地内を歩いていくんです。その結果、弊害が生じたこともありチェーンスタンドを置くようにしています。
リンク先は3本セットですが、敷地の広さに合わせて本数を調整するのが良いと思います。色もお好みで選べます。1段のものもありますが、2段の方がバリア感があり、あえて購入しました。それでもチェーン1本かかっていれば、普通の感覚の通行人は入らなくなると思います。
ちなみに設置後は無意識の不法侵入は激減しました。田舎では意識したことがありませんでしたが、都会には都会の問題があるんですよね。日々勉強です。ほんとに。
車庫はビルトインタイプで、ただでさえ狭いスペースになんとかミニバンサイズの車を停めているので、入庫の運転は激ムズです。妻は半ばあきらめているので、大概は私が運転して入れています。それでも、駐車場料金などはかからないので、近隣の相場を考えると大変助かっています。将来的にコンパクトカーに変えれば、入庫も楽になると思います。電気自動車用の充電コンセントも設置しています。
そのうち小型の物置なども設置したいのですが、あまりスペースがないので、自転車等の状況をみて検討するつもりです。