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国立大学附属小学校受験を考える、4日目

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親と子に適正はあるか

前回述べたように、思ったように内部進学できない可能性は一番のネックに思いますが、それ以外のハードルとして、親と子に適正があるかどうかも重要です。色々な国立小学校に合格された方々のブログなどを拝見していると、特に小学校の間は保護者の行事参加やPTA活動には、かなり力を入れる必要があるようです。夫婦共働きや遠方からの通学などがあっても特別な配慮はなく、基本的には平等にクラス役員などが割り当てられるようです。妻はもともと国立小学校受験については、あまり興味がなく、私が公立学区遷を思い立った当時と似たように、自分の意見を主張することはありません。受験自体が絶対嫌というわけではないようですが、受験や入学後に生じる保護者活動を私が全て請け負うことも難しく、妻の協力は必須になります。妻はどちらかと言うと内向的なタイプで、あまりそうした活動を好まないので、それを強いるにはしっかりと話し合う必要があります。

そして、こども達にとって、本当に良い環境かどうかも分かりません。子の適性を評価するのは、妻の説得以上に難題と感じています。梵家の3人のこども達もそれぞれ性格が異なっており、国立小学校に合いそうなのは今のところ、長男だけのように思います。初日にご紹介した「小学校最難関校受験」では合格を勝ち取るために、子の精神年齢が重要だと述べられています。

親バカかどうかはさておき、努めて客観的に評価しても、長男の精神年齢は高い方に感じています。多少ムラはあるものの、読み書き会話、計算の能力や対人関係の作り方などの基本的な部分は、幼稚園の同級生よりもやや大人びています。反面それが原因か、周りと興味の対象が重ならず、少し浮いてしまっているような印象もあります。本人の良いところを伸ばしてあげたい気持ちはあるものの、人気学区とはいえ公立小学校に入ってしまうと、このままの状況が続いてしまわないか、親心として懸念するところもあります。ただ、運動はやや苦手で、手先もそれほど器用ではありません。ムラがある部分も含めて、圧倒的に国立向きというわけでもないところが、とても悩ましいです。

凡々梵

こども達の評価については次回に続きます。

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