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マイホーム購入、公立学区遷へ無関心な妻

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どんな家庭でも大なり小なりあるでしょう

おそらく、ほとんどの夫婦には、マイホーム購入に対する夫婦間の温度差があるのではないでしょうか。
色々なマイホーム購入ブログを拝見していると、奥様が主体で不動産会社とのやりとりを進め、旦那様はあまり関心がないパターンや、旦那様のマイホームへの情熱が強く、奥様とぶつかり合うパターンなど、夫婦の数だけ異なるパターンがあるようです。

我が家のパターンは、夫(わたくし凡々梵)が、不動産関連のほとんどすべてのやり取りを行い、妻は全くと言っていいほど(せいぜいキッチンを選んだくらい)無関心な状況でした。振り返れば、私の実家に間借りして姑との生活の上、3人の幼児を抱え、マイホームどころではなかったのかもしれません。
一見、私がすべてを決めればトントン拍子に進むのだから、考えようによってはこの上なく楽な環境だったのかもしれません。しかし、私にとってはその無関心が本当に辛い時期でした。

人生においてマイホーム購入と移住という1、2を争う大きな決断を、ほとんど一人で進めていかざるを得ず、心の底から孤独を感じた期間でした。情けないことに、いわゆる夫婦喧嘩というよりは、私が一方的に無関心な妻を責め、それでも何の意見も反応も返ってこない妻に対し、のれんに腕押しというか、とても無力感にさいなまされた時期でした。

突然、住み慣れた地域を離れ、学区のために地縁のない東京に多大なローンを抱えて移住するなど、妻からして見れば正気の沙汰ではなかったのかもしれません。「勝手にすれば。」そんな感じだったのかもしれません。

それでも情報を集めて少しずつ妻にプレゼンテーションすることで、徐々に私の気持ちも受け入れてもらえるようになった気がします。

大きく妻の様子が変わったときは、ファイナンシャルプランナーから前向きな評価がでたときと、実際に現地をこども達と歩いてみて、落ち着いた街並みだったときでしょうか。誰しもお金と住み心地は気になりますよね。妻はあれこれ理論で話すよりは、直観で動くタイプなので、早くから体感させる方がスムーズにいったのかもしれません。そもそも色々と細かくめんどくさいタイプの私とは合い入れない部分がありますし、改めて夫婦の強みと弱みを実感した経験でした。

最終的には妻からも土地の購入費用の一部などを負担してもらい、土地は共同名義になっています。

そして、今では私より妻の方が東京になじんで生活しています。

凡々梵

マイホーム購入がうまくいかない理由に、身内の問題がからむ場合もきっと多いですよね。できれば夫婦やその両親も含め、同じ方向を向きたいと思いますが、そうもいかないことはあると思います。それでもできるだけお互いを尊重しながら進めたいですよね。私も反省する点が多くありました。
既にマイホームを持っている同級生などを、改めて尊敬できた時期でした。

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