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国立大学附属小学校受験を考える、3日目

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受かっても安心はできない

中学受験や高校受験をうまく回避したいという色気を出して、国立小学校受験を考え始めました。しかしそうした不純な動機では、なかなか越えにくいハードルが複数あることを知ります。

国立大学附属小学校はいわゆる私立校の99%を超えるようなエスカレーター的な内部進学率とまでは言えません。例えば小学校から中学校、中学校から高等学校など、それぞれへの内部進学率は筑波大学系列で、8割程度と報告されています。しかも中学受験で入学する鍛えられた生徒も合わせての数字なので、小学校から高校まで通した内部進学率は実質的には5割程度のようです。東京学芸大学系列では複数の小中学校があるためにさらに低いそうです。多少古めのデータではありますが、下記に東洋経済オンラインからの参考資料を提示いたします。

東洋経済オンライン2009年7月9日より引用

そのため、内部進学するのための通塾を要することも多く、一般的な中学受験や高校受験とは異なるものの、選抜という意味の負荷からは逃れられません。加えて外部校への進学対策も並行した場合には、さらに複雑な状況になりうると感じます。

凡々梵

単に中学受験、高校受験を回避したいという理由だけでは、それほどメリットは大きくないのかもしれません。次回以降で他のハードルについても述べます。

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