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3階建て狭小住宅のエアコン設置について

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足場がある間に具体的な計画を

新築住宅で意外と忘れがちなポイントとしてエアコンの設置があります。優良ハウスメーカーでは間取り設計の段階で具体的に計画されていることもありますが、スペースに余裕のない狭小住宅だと最初の段階では詰め切れない部分だと思います。

私もエアコンについては住み始めてからゆっくり考えようと思っていましたが、建築中にその考えが甘かったことに気付かされます。当時は知りませんでしたが3Fの部屋にエアコンを設置するためには足場が必要なんですよね。請負会社の社長の軽い一言で気が付きました。「エアコンどうします?もうすぐ足場を外しますけど」的な軽ーい感じでした。「へ?なになに足場ってエアコンと関係あんの?」てなわけです。

もちろんあとからエアコン設置だけのために足場を組むこともできますが、足場を組むのには数十万円かかることもあるようで、2Fまでならなんとか梯子を駆使して設置出来るようですが、3Fはやはり難しいようでした。

それなら、と請負会社にエアコン設置の見積もりを出して貰いましたが、これがバカ高いんですよ。
「いやいやこんなに足場外すギリギリになって言い出してこの見積もりって足元見やがってコラ」みたいな感じですよ。

結局、もう一度足場を組むよりは安上がりなので、少し値引きをお願いして全ての部屋のエアコンの設置を頼みました。本体は施主支給で配管のみをしてもらっているブログなどもあるようでしたが、設置しようとしたら本体が収まらない、などのトラブルもあるようです。結局、早い段階から綿密に計画しておかないと業者の餌食になるというわけですよ。ほんと嫌になります。
皆様はそんなことにならないように早い段階から計画することをお勧めします。

あとは地味に大切なのが室外機の設置場所です。あまり本体から遠いと冷暖房効率が下がりますし、狭小住宅は隣地との境界も近いですから、安易に設置すると隣人トラブルになりかねません。田舎ではあり得ない息苦しさですが、仕方ないでしょう。梵邸はコンクリートブロックなども駆使しながらどうにかおさまるように設置できました。

そんなこんなで、全ての部屋のエアコンを一括して設置してもらったので、最終的な仕上がりはとても整っています。それだけが救いですが、知識がないと簡単に金をむしり取られるという一例でした。
金がないのに金で解決させられました。

凡々梵

希望のエアコンブランドなどがあるようなら、出来るだけ早めに計画しておいたほうが良いですよ。

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