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住宅購入のマネープラン

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できるだけ具体的にシミュレーションする

住宅購入を検討し始めたころは、そのときの自宅の賃貸料金を目安に、ローンは月〇万円くらいなら大丈夫かなぁ、程度のマネープランでした。そのぐらいアバウトでも、支払いに余裕のある物件を購入する予定でしたし、いつかは実家に戻るかもしれないとあまり真剣に考えていませんでした。

それでも公立学区遷が当たり前の世の中だという衝撃を受けてからは、東京の山の手(あえて山の手の定義は触れません。田舎者なのであくまでイメージです。あしからず。)に新築一戸建を買うことを目標に、真剣にマネープランに向き合いました。
恥ずかしいので実際のデータは公表しませんが、住宅購入の前年から40年後くらいまでのライフプランをできるだけ具体的に作成しました。以下は項目例です。

収入:自分の収入、妻の収入など

支出:基本生活費、住宅関連費、教育費、車両費、ライフイベントに関連する支出、保険、貯蓄、その他支出など

こどもが全員私立に通うパターンや自分が病気になるパターンなど、基本骨格を作ってから何十パターンもシミュレーションしました。私が突然、「東京の山の手にいく!」と公立学区遷を主張したため、困惑してしまった妻を説得する意味もありました。

おかげで、この年齢だったらこども達の習い事はいくつまでできるかな、とか、この時点で貯蓄が不足していたら、早めに住宅の売却を考える必要があるな、など、ある程度具体的なライフプランのイメージを自分の中に染み込ませることができました。
それでも妻は私のマネープランを信用していなかった(当たり前ですが)ので、不動産会社に無関係(※ここ重要)のファイナンシャルプランナーに相談に行きました。
結果的には私が作ったマネープランとほぼ同じ結果が出ました。(むしろ私のプランの方が厳しめでした。)
そのときに、初めて妻が私のマネープランを信用してくれた気がします。

(※不動産会社が紹介してくれるファイナンシャルプランナーは、当たり前ですが不動産を買える方向に誘導しますので。)

決して余裕のある家計ではありませんでしたが、年に1-2件程度の好物件に恵まれれば、文京区の人気公立学区に新築戸建を買えるという可能性ができました。

こうして書いてみると、じっくり余裕を持ってマネープランを考えているように見受けるかもしれませんが、同時に物件の見学や申込ギリギリのタイミングの裏で行っていました。いつ先にお目当ての物件に申し込みが入るかヒヤヒヤしながら、寝る間も惜しんでExcelに向き合っていました。ファイナンシャルプランナーの結果が出たぞ!さぁこれから申し込みに行くぞ!くらいの、イメージです。

凡々梵

できればこうした具体的なマネープランは前もって準備しておけると、スムーズに住宅購入の決断ができると思います。

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