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素朴なお菓子のお土産
両国にお伺いする機会があり、自宅にお土産を探しました。気になったのは國技堂（食べログ）のあんこあられです。創業は1923年で、二代目の店主のときにあんこあられが考案されたようです。塩キャラメルや塩バニラ、チョコがけポテトチップスなどのような、甘味と塩味のコラボレーションって、最近の発想かと思っていたのですが、意外と昔からあるのですね。それとは本質は違うのかもしれませんが、確かに考えてみれば私が小学生くらいのときにはスイカに塩をかけて食べていたこともありました。
写真だと大きめに見えますが、全長は4-5cmで小ぶりなお菓子です。揚げあられと普通のあられの2タイプがあるので、両方買ってみました。2カ月くらい日持ちするようなので、あんこは少し乾燥？加工？されているようです。いわゆる想像していたあんことは異なり、味もやや淡泊で、あんこ風味の柔らかめのチョコレート?みたいな感じです。気分が高揚するようなインパクトはありませんが、素朴な美味しさのお菓子ですね。あんこ感を期待するとやや肩透かしを食らうので、新たな発想の和菓子という気持ちで食べるのが良いと思います。
凡々梵現代の華やかなスイーツというよりは、歴史を感じる素朴な味わいです。
