まずは物件が見つからないと始まらない
これまでは不動産会社選びや住宅ローンなど、細かな点ついて述べてきましたが、結局のところ、ほとんどの方々が物件を探すこと自体に最も時間と労力を費やすと思います。逆に言えば、条件の良いお気に入りの物件が見つかれば、不動産会社や住宅ローンなどは二の次の問題かもしれません。
私については「文京区の注文住宅、建売住宅、建築条件付き土地(売建住宅)の違い」で述べたように、人気公立学区の建築条件付き土地を主体に物件探しを行っておりました。
特に誠之小学区、窪町小学区、昭和小学区では、築古のマンションは割と多いのですが、築浅や新築マンション、新築戸建はめったに出てこないんですよね。出てきたとしても、私のような一般給与所得者にはとても手が出ない価格のものばかりでした。それですら、1-2週間程度で成約してしまうんですから「世の中にお金持ちはいるんだなぁ」と溜息ばかりでした。
私の優先した点としては、
・人気公立学区であること
・最寄駅から徒歩10分以内
・ハザードマップにかからない
・LDKの他に4部屋、トイレ2つ作れる(最悪一部屋3畳台でも可)
・道路付けが保たれ、車庫あり(実家に良く帰るので)
・借地権物件は避ける
逆に、譲れる点としては
・土地建物は狭くてもいい。
・北向きもOK
・耐震等級は3じゃなくても仕方ない
・長期優良住宅じゃなくてもいい
改めて列挙してみると、文京区ではかなり贅沢な条件ですね。
あとは物件が出てくるかどうかと、それが手の届く価格かどうかが争点になります。
私が契約したのはコロナ禍前だったのですが、その後のたった2年程の間でも物件価格が上昇しています。
文京ライフでもそのあたりが色々と分析されております。
これをバブルととらえるかどうかは議論があると思いますが、
結局、バブルであっても音楽が鳴り続ける間は踊らなくてはならないですし、
好条件の物件に実需で住んでいれば、その影響はある程度少なく済むと考えています。
北関東の実家に住みながら色々と物件を探し、一度は申込直前までいってあきらめた物件もありました。
狭すぎて通常のローンが使いにくい物件だったんですよね。それ以外の条件はわりと良かったんですが。
その後、当初、価格の問題であきらめていた物件を再度検討し直し、
アバウトだったファイナンシャルプランをできるだけ具体的に見直すことで購入可能と判断しました。
幸運だったのは、申込時の交渉で当初の売り出し価格から大幅に値引きがありました。
(ただし、このあと欠陥住宅が引き渡されることになるんですけどね。。。
その欠陥は値引きの理由とはまったく無関係なものなので、
だまされたわけではないはずですが、もともと利益も大きく乗っていたんでしょうね。。。
あ、でも「不動産会社の営業担当者の選び方」で書いたように、今でも相談できる担当者です。)
そして、晴れて私は北向き15坪程度の土地に狭小3階建て住宅を建築することになります。
まあ楽しかったのは間取りを決めている間くらいまでで、
その後は段々と血反吐を吐くようなストレスの日々になるんですがね。。。